読書メーター

海外旅行が恋しいので、高野秀行氏の旅行記を読み耽る。

コロナ禍で旅行に行けない日々が続く… 謎の独立国家ソマリランド 西南シルクロードは密林に消える コロナ禍で旅行に行けない日々が続く… 旅行に行けない日々が続きます。 コロナ禍前は、一ヶ月に一度くらいの頻度で国内・海外問わず旅行に行ったものですが、…

自炊にも飽きた2021年春 印象に残った本4冊

申し訳ない、御社をつぶしたのは私です 一汁一菜でよいという提案 謎の独立国家ソマリランド 超ヤバい経済学 3回目の緊急事態宣言ということで、三度引きこもり中心の生活になってしまっていました。 一番の問題は、これまで学食へ行ったり中食を買ったりし…

平和と秩序の女神がいなくなった今、研究者が自己責任社会で生きていくために何が必要なのか

コロナ禍の発生から1年以上経ったいま、私達が生きる社会が、これまで経験したことのないものになっていることをひしひしと感じています。 「今の状況が、これからの日本に、どのような影響を与えるのか?」「私達の社会に不可逆的な影響を与えるのではない…

【2020年 秋】少しずつ日常が戻っていったこの3ヶ月に読んで印象に残った本 6冊

アイデアのちから 南方マンダラ 「NO(ノー)」と言える日本―新日米関係の方策― しょぼい起業で生きていく サピエンス全史 ブリッツスケーリング この記事を書いているのは12月半ば。 今思い返すと、過去3ヶ月が一番落ち着いていたと思います。 個人的にも、外…

【2020年8月】まだまだ籠りがちな8月に読んで印象に残った本 5冊

ニートの歩き方 ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代 自分の顔が好きですか? 幸福の資本論 ハッカーと画家 今月はコロナ関係なく、単純に暑すぎるからという理由で引き籠もっていました…。 (前回のまとめ) bricolage.hateblo.jp

【2020年6,7月】まだまだ籠りがちなこの2ヶ月の間に読んで印象に残った本 4冊

独創技術の発想法 書くことについて 日本史で学ぶ経済学 わいたこら 緊急事態宣言が解かれ、一週間のうち3分の1くらいは以前のように外出するくらいになりました。 しかし、残りの3分の2は相変わらず自宅に留まるような生活です。 自宅で仕事することが定着…

【2020年5月】籠りがちなこの1ヶ月の間に読んで印象に残った本とNHKスペシャル

電子立国日本の自叙伝 ライク・ア・ヴァージン 新 核融合への挑戦 5月は4月とほとんど似たような生活でした。 昔は引きこもり生活に憧れた時期もあったが、いざ実践してみると独特の苦痛を感じます。笑 来月からは少しずつ外出が認められるようなので、徐々…

【2020年4月】籠りがちなこの1ヶ月の間に読んで印象に残った本 4冊

統計学が最強の学問である ぼくは「技術」で人を動かす 資金ゼロではじめる輸入ビジネス3.0 現代語訳 論語と算盤 4月はほとんど外出しませんでした。家の中だと意外と読書に集中できないですよね。ついついパソコンやTVゲームに手が伸びてしまいます。 電車…

工夫して数学を活用すれば物事は捗る。「とんでもなく面白い 仕事に役立つ数学」

数学を勉強する意味は? 高校や大学で習った数学を学び直す 固有値と微分 回転とオイラーの公式の関係 テイラー展開 まとめ

パートナーとの仲に不安を感じたら読みたい「夫婦・カップルのためのアサーション」

経験則に頼らず、結婚生活をアップデートしたい 子どもの誕生で夫婦の関係が悪化した、と感じている人は5割にも達する(第1章) 「親密さ」への恐怖(第2章) アサーションとは

【2020年3月】籠りがちなこの1ヶ月の間に読んで印象に残った本 6冊

コロナウイルスの影響で、元々インドア派だった私はさらに外出しなくなってしまいました。 ゲーム、PC、テレビなんかはたいへん捗るのですが、いかんせんどれも液晶画面を凝視するもので、非常に目が疲れます。目に入ってくる情報量も多いので脳も疲れます。…

ガチガチの研究者が考察する「人を動かす」と「奴隷のしつけ方」

はじめに 研究活動での「人を動かす」実践例を想像してみた 相手の研究テーマの重要性を伝える(人を動かす三原則ー2) 研究相談では、まず聞き手に回り、相手の関心のありかを考える(人に好かれる六原則ー4,5) 相手の誤りは相手に悟らせる。自分の意…

ガチガチの理系だけどMBAのテキストを読み始めてみた4 | スティーブン・P・ロビンス著「組織行動のマネジメント」

ヘビーだけど、組織づくりで役立つメソッドが豊富 「職務満足感」と「生産性」、そして「組織市民行動」の関係 生産性の向上が職務満足感を与える 自治的な活動が生まれる条件 具体的な目標による管理 集団に参加するメリット グループとチームの違い リーダ…

ガチガチの理系だけどMBAのテキストを読み始めてみた3 | ピーター・F・ドラッカー著「マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則」

はじめに マネジメントってこういうことか! 研究室に当てはめて考えてみると…

西之島を知る・語るなら必携の 川上和人 著「そもそも島に進化あり」

話題が尽きない西之島 島と生物の関係を教えてくれる 川上和人もう一冊「鳥肉以上、鳥学未満」 話題が尽きない西之島 2013年に激しい噴火で陸地が急激に拡大した西之島。 6年経った今でも噴火活動が続いているらしく、時折この島の状況に関するニュース記事…

ガチガチの理系だけどMBAのテキストを読み始めてみた2 | フィリップ・コトラー著「コトラーのマーケティング・コンセプト」

事典のような構成 SNSが普及した今、どのようなマーケティングが広まるか まとめ

恐竜も鳥も。一粒で二度美味しい「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」

二項対立の構成で分かりやすい! なぜこんなに面白い文章なのか? 「サイエンスコミュニケーション」と「面白い文章」 前回の記事では、MBA関係の本を読み始めたと記しましたが、さすがに連続で読むのは疲れるので、全然関係ない本を読んでいました。

ガチガチの理系だけどMBAのテキストを読み始めてみた1 | マグレッタ・ジョアン著「マイケル・ポーターの競争戦略」

研究者 vs. MBA マイケル・ポーターの競争戦略 とは 研究者がビジネスを勉強する利点 研究者 vs. MBA ガチガチの理系の僕にとって、"MBA"と聞くと、なんだか遠い世界の資格(Master of Business Administrations なので正確には学歴)というような印象を受け…

実直に仕事をしたい人にこそ読んでほしい「社内政治の教科書」(高城幸司 著)を研究者視点で考える

この本を読んだきっかけ 正論同士がぶつかり合う時、決定できるのは「影響力」を持っている方である。 敵を作るよりは味方を増やした方が将来的に有利。ただし、八方美人は長続きしない。 議論に勝つことは負の感情を生み出し、社内政治的には不利になってし…

何かに挑戦したい人へ。岡本太郎著「自分の中に毒を持て」「美しく怒れ」はモチベーションを高められる名著。

「自分の中に毒を持て」とは 安定に甘んずることなく、新しいことに挑戦する テクノロジーの力を借りられる今の時代、実行は容易だ 結婚に対する考え方が… (追記)別の著書「美しく怒れ」もまたエネルギーを得られる