使い終わったスマホを持て余す
初めてスマホを使い始めた時から、10年近くが経ちました。
2〜3年ごとに買い替えをしてきたため、現在は使い終わった機種が3台くらい押入れに眠っています。
比較的新しい機種ならば、イオシスみたいな買取ショップで売れればいいのですが、
かなり古い機種だったり、あるいは予備として手元に置いておきたい機種だったりすると、結局押入れの中に眠らせてしまうことになります。
さすがにそれではもったいないと思い、ワンセグ機能に目をつけました。
私が普段使用しているデスクからは、テレビが観れないのですが、ワンセグ付スマホを活用すればどこでもテレビが観れるようになるのではないか、と考えました。
そこで早速、押入れの中からXperia A2(2014年発売)を探し出し、改造(といっても設定を変えて両面テープを貼り付けるだけですが)してみました。
また、ワンセグには字幕機能が備わっています。これを使えば、音を出しにくい場所(研究室のデスクとか)でテレビを見ることもできます。
夜なべのお供に良いかもしれません。笑
現在はNHKプラスがサービス開始し、PCからも観れるようになりつつあります。しかしながら様々なチャンネルに対応しているワンセグは依然として便利ですし、ワンセグ以外にもボイスレコーダーや電卓、メモなど色々と使えるメリットもありますね。
手順
スマホを用意します。古い機種では、有効なSIMカードが入っていないとワンセグ機能が無効化されるものもあるらしいので確認が必要です。
スマホの設定
待機中のバッテリー消費を少しでも抑えるため、余計なアプリを無効化・アンインストールしておくと良いでしょう。
さらに、機内モードにして、ブルートゥースなど外部通信関係の機能もOFF。
画面回転機能で、横画面をデフォルトにすることで、モニタいっぱいにワンセグ画面を表示できます。
また、USBケーブルをパソコン等に常時接続しておけば、使うタイミングで適当に充電してくれます。もちろんコンセントから給電してもいいです。
電波が入りにくいときは外部アンテナを接続
室内では電波状態が悪く映りが悪い場合が多いです。改善するためには、まず使用する機種のアンテナがどのようになっているか調べる必要があります。
ロッドを伸ばしたり、イヤホンケーブルがアンテナになったり、あるいは本体内部にアンテナが内蔵されている等、機種によって違いがあります。
僕が使っているXperia A2の場合、イヤホンジャックに外部アンテナを接続することで映りが良くなりました。
例えば↓のようなアンテナなら、イヤホンも一緒に接続できます。
結果・使用感
スリーエムの貼って剥がせる両面テープを使い、無印良品の引出式ケースの上辺に貼り付け、使用してみました。
写真ではアンテナロッドが画面に被っていますが、座る位置からはその問題はありません。
USBケーブルはデスクトップPCに延びていて、PC電源ON時にスマホを充電してくれます。
いちいち電源を入れる必要はありません。
暗証番号ロックを無効に設定しておくことで、
1. 適当なボタン(ホームボタン等)で画面点灯
2. ワンセグのアイコンをタップ
3. 視聴開始ボタンをタップ
の3ステップで視聴開始できるので、とてもスムーズです。
また、電卓やボイスレコーダー機能も何かと便利に感じられます。
街中でワンセグやフルセグを使っている人はすっかり減ってしまいましたが、こういう使い方もあるのでご紹介します。