- CHAGE and ASKA / On Your Mark
- くるり / ワールズエンド・スーパーノヴァ
- 平沢進 / 救済の技法
- TRUE / サウンドスケープ
- Mr.Children / Tomorrow never knows
- やる気が復活したら...
研究は答えのない世界だとよく言われます。
正解がわからないまま試行錯誤を繰り返し、1つの成功を手に入れるまで何十回、何百回も失敗を積み重ねるのが普通です。
失敗に対する受け止め方は人それぞれですが、失敗を突きつけられて良い気分にはならないのが普通ですし、研究に取り組む中で心が折れそうになるのは至極当然なことだと思います。
こういう時に頼りになるのは音楽の力だと感じています。気分転換とまではいかなくても、やる気を少しでも取り戻し、明日からまた研究の場に戻る手助けをしてくれます。
そういうわけで、私が昔からよく聴いている曲を5つ紹介ます。
CHAGE and ASKA / On Your Mark
[MV] On Your Mark / CHAGE and ASKA
ジブリが制作したプロモーション・ビデオでも有名な曲。僕もジブリの短編作品集を通じて知ったのだが、よくよく聴くと歌詞に痺れます。
例えば、
On Your Mark いつも走り出せば
流行の風邪にやられた
「流行の風邪」という表現がとても気に入っています。自分が味わっている挫折感を、「誰もがかかる心の風邪なんだな」と、受け入れることができます。
さらに、
On Your Mark 僕らがそれでも止めないのは
夢の斜面見上げて 行けそうな気がするから
と続きます。めちゃくちゃ励まされているような心地になりました。2番では「夢の心臓」となり、さらにアツくなります。
そして僕らは 心の小さな空き地で
互いに振り落とした 言葉の夕立
ここは、ゼミで炎上した後に聴くとグッと来るかもしれません。
もう1つ書き加えると、
男二人が翼の生えた少女を大空に戻すために何度も繰り返すあのビデオも、
目的達成のため実験条件を変えながら試行を繰り返す研究開発と、相通じるものがあるなと勝手に解釈しています。
このMVが収録された短編集のブルーレイ版が、最近発売されたみたいです↓
くるり / ワールズエンド・スーパーノヴァ
歌詞で奮い起たせるタイプというよりは、音楽全体で癒やしてくれるタイプの曲。
とにかく静かで熱い曲です。
特に2004年の武道館ライブでのバージョンが気に入っています。
平沢進 / 救済の技法
平沢進の曲は斬新で力強いものばかりで、アルバムを適当にシャッフル再生するだけでとても楽しいです。どれを紹介しようか非常に迷いました。しかしこの曲は歌詞のセンスがずば抜けていると思います。
急げよ ニューロンのニューロンの谷間へ
掘り出せ 隣人の隣人のコスモを
駆り出し 細胞の細胞のスキルを
動かせ レスキューのレスキューの遺伝子を
隣人のコスモだとかレスキューの遺伝子だとか、パワーワードのオンパレードであります。
歌詞の解釈について検索すると、様々な考察が見つかりますが、臓器移植をテーマにしているという説を私は推したいです。
演奏の壮大さも相まって、生物が持っている生命力みたいなものを最大限に引き出そうという、強い意思を感じます。
この曲を聴きながらバイオ系の実験をしてみたいな...。笑
同名のアルバムの9曲目に収録されています。
TRUE / サウンドスケープ
TRUE / サウンドスケープ - MV Full Size -
人気のTVアニメ「響け!ユーフォニアム2」のOPなので、もう説明は不要だと思います。
本編も非常に魅力的ですよね。特別になりたいという想いを胸に高みを目指していく主人公のひたむきさに心打たれます。
歌でビビッとくるのはサビの↓の部分。
止めない勇気こそ強さ
何百回挑戦かさねてここまで来た
チャンスの神様みててね
(止める勇気というのも、研究では時に求められますが...)
Mr.Children / Tomorrow never knows
Mr.Children「Tomorrow never knows」 Tour2015 未完 Live
もう名曲すぎて何も書く必要はないですね。(断言)
やる気が復活したら...
論文の進め方について記事をまとめたので、行き詰まっていたら参考にしてほしいと思います。